舞台下天の華夢灯り 書置き場

舞台下天の華夢灯り、全公演お疲れ様でした。 原作が大好きで、まちにまった夢灯り舞台化。 目の前で繰り広げられるキャストさんの熱意と愛情の籠った物語に、目を奪われ心を奪われ…毎日安土に行ける喜びを噛み締めていました。 全キャスト、スタッフさん、下天の華に関わったすべての方、素敵な作品をありがとうございました!

!ネタバレ含みます。また、個人の記憶頼りですので細かい部分は違います!

日替わりログ③18日~21日

主にまとめた日替わり部分は以下の3点です。

1)【秀吉の宴会芸】
信長様の宴に招かれた、光秀・桔梗・家康・秀吉の面々。本能寺で兄弟喧嘩に巻き込んだ詫びを入れる信長様に、気にしないでくださいと言う秀吉。
この後、信長様の「では、秀吉。この場を何か盛り上げてはくれないか」この一言から始まる秀吉の宴会芸。

2)【鷹狩り前の小休止】
信長様、家康殿、蘭丸が鷹狩りに向かう前のお遊びポイント。
家康殿の女性苦手を克服しようと、たくさんの女性役(お客さん)の人へ話しかけるように命を出す。
巻き込まれる蘭丸。

3)【お糸さんの言い訳】
灯籠流しの夜の詫びをしに桔梗姫を訪ねて来た官兵衛に「桔梗姫は会えない」ことを伝えるお糸さんの苦し紛れの言い訳。

※あくまで記録なので、読みづらい部分・舞台を見たことがない方にはわからない部分が多々あると思います。
※基本会話劇
※観劇した14公演分のみ(19日木曜の昼夜が抜けています)


13日(金)19時公演~14日(日)18時公演 → 日替わりログ①
15日(日)13時公演~17日(火)19時公演 → 日替わりログ②
18日(水)19時公演~21日(土)18時公演 → 日替わりログ③
22日(日)13時公演~23日(月)15時公演 → 日替わりログ④

 

日替わりログ③

 

18日(水)19時公演
【秀吉宴会芸】
信長「では、秀吉。この宴を盛り上げる、ギャグをやってはくれんか?」
秀吉「かしこまりました。・・蘭丸!お前もたまにはやれって!」

蘭丸を前に呼び、向き合う

秀吉「蘭丸、信長様を楽しませるのもお前の役目だぞ?できるか?」
肩を叩く秀吉
蘭丸「できません!」
肩を叩く蘭丸
後ろに倒れ、腹筋をする秀吉
秀吉「信長大好き、秀吉だー(ワンダーコア)」

秀吉「これでいいからやれって!」
肩を叩く秀吉
蘭丸「できません!」
肩を叩く蘭丸
後ろに倒れ、腹筋をする秀吉
秀吉「信長大好き、秀吉だー(ワンダーコア)」

秀吉「信長様、ややウケですけどもいかがでしょうか?」
信長「余は気分が良い。面白かったぞ」


【鷹狩り前の小休止】
信長様、家康がワンダーコアを口ずさみながら登場

信長「鷹狩り大好き、信長だー・・・これ後からじわじわくるな」
家康「(ワンダーコアのポーズをしながら)後世に語り継ぎたいですね」


信長「家康、貴様の女性苦手を克服するために、ここにたくさんの女性がおる。言って話しかけ、愛の告白をしてこい。蘭、貴様は好きな男性のタイプでも聞いてこい」

蘭丸上手、家康下手に分かれ客席に

蘭丸「姫様、好きな男性のタイプは?」
お客さん「信長様のような人(声が信長様まで聞こえない)」
蘭丸「…ほたるか(全力の声真似)」
信長「なんて言ったか、皆に言ってからやれ!分からぬぞ!」

家康、愛の告白の前に花道に倒れる

信長「蘭!早く介抱してやれ!死んでしまう!」
走り寄る蘭丸
蘭丸「息をしていません・・!!」
心臓マッサージをする蘭丸、息を吹き返さない家康。
信長「マウス!!」
焦りつつもやろうとする蘭丸、飛び起きる家康
家康「悪夢を見ていました・・・蘭丸殿が・・・あぁ!!!」

顔を覆う家康
信長「茶番はそこまでだ。家康、貴様は余の同盟相手だ。態度を改めろ。では、鷹狩りに参るぞ」

 

【お糸さんの言い訳】
お糸「姫様はお会いできないと・・」
官兵衛「何故」
お糸「姫様は今、鍛えているのです・・・!」
官兵衛「鍛える!?どこを?」
お糸「・・・えっと上腕・・・?」
官兵衛「そうか、ならばこちらを姫に渡してほしい」

櫛を渡して立ち去ろうとする官兵衛の前に桔梗姫が出てくる。

官兵衛「姫・・!鍛え終わったのか・・?」
姫「えぇ・・上腕を・・」

 

20日(金)19時公演
【秀吉宴会芸】
信長「では、秀吉。この宴を盛り上げる、例のあれ、やってはくれんか?」
秀吉「あれ、ですか・・。では失礼をしまして・・」

秀吉「(野村萬斎さんのややこしや 安土Ver)
   ややこしやーややこしやー 光秀秀吉 秀の字同じで 

   ややこしやーややこしやー
   ややこしやーややこしやー 光秀蘭丸 髪型似ていて 

   ややこしやーややこしやー」

光秀「秀吉、覚えていなさい」
信長「光秀、髪を切れ。
   良かったぞ、秀吉」


【鷹狩り前の小休止】

信長「家康、貴様の女性苦手を克服するために、ここにたくさんの女性がおる。言って話しかけ、ラブメッセージでも言ってこい!蘭、貴様もだ」

家康「ぼ、僕にはそんなことできません・・・!」

下手に捌ける家康、追いかける蘭丸。
上の段の下手側から上手へ走る家康、追いかける蘭丸。
中央で置いてけぼりの信長様。
上手から家康と蘭丸が戻ってくる。

家康「カエルさんみつけました~~」
蘭丸「カエル!?」
信長「何をやっているんだ!余を舞台上で一人にするな!さびしかったぞ!」


信長「まったく・・・家康、貴様は余の同盟相手だ。態度を改めろ。では、鷹狩りに参るぞ」


【お糸さんの言い訳】
お糸「姫様はお会いできないと・・・」
官兵衛「会えない?何故」
お糸「姫様は今・・動けないのです」
官兵衛「動けない?」
お糸「美味しい干し柿を選んで食べ過ぎてしまって、起き上がれないのです」
官兵衛「それは、助けに行ったほうがいいのでは?」
お糸「大丈夫です!ですので、今日のところはお引き取りください」

櫛を渡して立ち去ろうとする官兵衛の前に桔梗姫が出てくる。

官兵衛「姫・・・!美味しい干し柿は見つかったか?」
姫「えぇ・・まぁ・・・」

 

21日(土)13時公演
【秀吉宴会芸】
信長「では、秀吉。この宴を盛り上げる、ギャグでもやってはくれんか?」
秀吉「は、では・・・蘭丸、お前もたまにはやれって!信長様を楽しませるのもお前の仕事だぞ!」
肩を叩く秀吉
蘭丸「できません」
肩を叩く蘭丸
後ろに倒れ、腹筋をする秀吉
秀吉「信長大好き、秀吉だー(ワンダーコア)」

秀吉「これでいいからやれって!」
肩を叩く秀吉
後ろに倒れ、腹筋をする蘭丸
蘭丸「信長大好き、蘭丸だー(ワンダーコア)」

秀吉「やればできるじゃん!」
秀吉、蘭丸ハイタッチをして後ろに倒れる

秀吉・蘭丸「信長大好き、武将たちー」

信長「お前たち、いつ打ち合わせしたんだ!?いいぞ、良かったぞ秀吉、蘭!」


【鷹狩り前の小休止】
信長「鷹狩大好き、信長だー」
家康「信長大好き、家康だー」
信長「家康・・・本当か?」
家康「はいっ!」


信長「家康、貴様の女性苦手を克服するために、ここにたくさんの女性がおる。言って話しかけ、ラブメッセージでも言ってこい!耳元で、甘いのを頼むぞ。蘭、貴様もだ」

蘭丸上手、家康下手に分かれ客席に

それぞれの場所に着き、お客さんへ

蘭丸「一生、お守りいたします」
信長「貴様は余を守るでのはないのか?」
蘭丸「・・・・・・!?!?」

家康「姫、恥ずかしいので目を閉じてもいいですか?
   ・・・干し柿
蘭丸「あまーーーい!!(スピードワゴンさんのネタ)」

信長「その甘いではないわ!まったく・・・家康、貴様は余の同盟相手だ。態度を改めろ。では、鷹狩りに参るぞ」


【お糸さんの言い訳】
お糸「姫様はお会いできないと・・・」
官兵衛「会えない?何故」
お糸「えっと!あの・・・その・・・」
官兵衛「落ち着け」
お糸「焚き火!焚き火をしていまして!頂いた恋文がたまってしまって、それで」
官兵衛「そ、そうか。ならば、これを姫に渡してほしい」

櫛を渡して立ち去ろうとする官兵衛の前に桔梗姫が出てくる。

官兵衛「姫・・!恋文はちゃんとすべて燃やしたのか・・・?」
姫「えぇ・・跡形もなく・・・」

 

21日(土)18時公演
【秀吉宴会芸】
信長「では、秀吉。この宴を盛り上げるモノマネでもやってはくれんか?」
秀吉「では、こちらにいる武将たちのモノマネでも」

秀吉「まずは、家康殿。
   (目を輝かせながら)
   わぁ~~~小鳥さんだぁ~~。ピッ!ピッ!ピーチクパーチクピーチクパーチク女性だった(後ろに倒れる)」

信長「いいぞいいぞ!!蘭は!蘭はできるか!」

秀吉「蘭丸のモノマネ。
   信長様ぁぁぁぁぁ!!!!夜はあぶnskjfdツッタカタッタッター蛙だった(後ろに倒れる)」
信長「いいぞ!!では光秀はどうだ!」

秀吉「光秀のモノマネ。
   そうだねぇ(左の髪をいじる) そうだねぇ(右の髪をいじる)
   そうだねそうだねぇ(交互にいじる)
   こっちもそうだねぇ あっちもそうだねぇ
   竹皮羊羹みーつけぴ!」
光秀顔を背けつつ堪えられない笑い

信長「では余は!余はできぬのか?」

秀吉「では、信長様のモノマネ
   (前作の冒頭部分の再現)
   人間五十年~~~~ ポンッ(小堤)
   下天のうちを蔵ぶれば~~~ポンッ(小堤)」
信長「秀吉ぃぃぃぃ!!!!!余を馬鹿にしておるのか!!!!!」
信長様御前をひっくり返し、刀を抜きながら秀吉に向かう
全力で止める蘭丸、拍手する光秀、客席に落ちた御前を拾う家康

信長「冗談だ。よくやったぞ秀吉。拍手だ!」


【鷹狩り前の小休止】
信長様、扇子片手に敦盛で登場
信長「やはり、本物が一番であろう」


信長「家康、貴様の女性苦手を克服するために、ここにたくさんの女性がおる。言って話しかけ、優しい一言を言ってこい!とびっきりスイーティーなのをな!蘭、貴様もだ」

蘭丸上手、家康下手に分かれ客席に

それぞれの場所に着き、お客さんに手を差し出しながら
蘭丸「貴方が悩める時も、辛い時も、どんな時えもすぐに駆け付けます」
信長「貴様がいない間、余は誰が守るのだ?」
蘭丸「あっ!!!掛け持ちではいけませんか?」
信長「掛け持ちて・・・バイトか!」
蘭丸「はいっ!店長!」
信長「誰が店長だ!」

家康「姫、僕が調合した薬をもらってくれませんか?」
信長「?どういうことだ?」
家康「僕の薬は、半分は薬草、半分は優しさでできています。
   これがのちの、バファリン(キリッ)」
蘭丸「うまーーーーい!!!!」
家康「もういいわ!まったく・・・家康、貴様は余の同盟相手だ。態度を改めろ。では、鷹狩りに参るぞ」


【お糸さんの言い訳】
お糸「姫様はお会いできないと・・・」
官兵衛「何故」
お糸「姫様は今、機織りをしておりまして・・」
官兵衛「機織り・・?」
お糸「えぇ、決して開けてはならないと。開けてしまったら・・姫様はどうなるのでしょう!!」

ゆっくり羽ばたく仕草をする官兵衛

お糸「・・・!!!というわけですので、今日のところはご容赦ください」

櫛を渡して立ち去ろうとする官兵衛の前に桔梗姫が出てくる。

官兵衛「姫・・!機織りはもういいのか・・?」
姫「えぇ・・桔梗の恩返しでございます・・」